- 子どもが英語学習を始めたんだけど声掛けの仕方がわからない
- 英語学習をしている子どもに親がすべきことってあるの?
- 子どもが英語学習をしているんだけど、どんなことを意識するといいの?
子どもが英語学習には、親と子どもの関わりはとても重要です。
関わり方を間違えてしまうと、子どもの気持ちに悪影響が及び英語の伸び方にも影響が出てきたりします。
最初から知っていたら防げるね!
今回は英語学習をしている子どもとの関わり方ですべきこと・してはいけないことについてお伝えします。
- 子どもが英語学習を始めた(または始める予定)
- 英語学習をしている子どもとの関わり方に悩んでいる
- 英語学習をしている子どもとの関わりですべきこと・してはいけないことを知りたい
- 英語保育士歴8年
- インターナショナルスクール(幼児)にて3,4,5才の担任経験有
- 英語学習に携わった子どもの数50名以上
- カナダ人と国際恋愛
英語学習をしている子どもとの関わりですべきこと・してはいけないこと
最初に、英語学習をしている子どもとの関わりですべきこと・してはいけないこと5選ずつ紹介します。
すべきこと | してはいけないこと |
---|---|
子どもが興味を持つよう工夫する 気持ちを受け止める 一緒に楽しむ 頑張っていることを褒める 英語に触れられる環境を提供し続ける | 正解を求めない 助けすぎない 無理に英語を言わせない 日本語で聞かない 結果をすぐに求めない |
子どもと関わりですべきことから1つずつ深堀していきたいと思います。
子どもが興味を持つよう工夫する
- 英語を始めたらすぐに楽しんでくれた
- 教材買ったら興味を持って遊ぶようになった
- 英会話教室に行き始めただけで英語に興味を持つようになった
このような話をよく聞きますが、興味を示さない子ももちろんいます。
子どもが興味を持たないと英語学習を始めても英語が身に付かなかったり、いくら早く英語を学び始めても時間の無駄遣いをするだけになってしまいます。
子どもの気持ちは親の声掛けや態度だけでも変わります。
何が好きなのかな?何だと楽しめるかな?と子どもがどのようにしたら興味を持つのかを考える必要があります。
なにげなく親が『あれもしたら?』『これはどう?』というだけで嫌になってしまう場合があるので言葉選びはとても大切です。
迷ったら子どもがどんな気持ちになるかな?と考えれば良い声掛けが見つかるよ!
気持ちを受け止める
英語学習を続けていると辛いことや悲しいことがあったり、嬉しい楽しいなど気持ちを持ったりします。
子どもは喜怒哀楽を正直に表しやすいです。
子どもの感情に向き合い、気持ちを受け止めることで心が安らぎ頑張れたりします。
特に英語学習を始めたばかりのときは、気持ちが乱れやすいので、安心できる環境作りをするよう心掛けることをオススメします。
大人でも気持ちを受け止めてもらったら嬉しいよね♪
一緒に楽しむ
親が楽しんでいると楽しいことなのかな?と興味を持ったり、逆に親が楽しんでいないと子ども自身もやりたくないと感じてしまうときがあります。
それに子どもは『親と一緒にする』ということに安心したり喜びを感じたりします。
一緒に楽しむことは子どもにとってかなり良いことなので、最初のうちだけでも子どもと一緒に楽しむ時間を作ると良いでしょう。
私がよくやっていたのは『私が楽しむ』
人が楽しんでることに子どもってすごく興味を持つんですよね。
こんなに楽しいのに、やらなくていいのー?という感じで子どもを誘っていました!
頑張っていることを褒める
人は誰だって褒められたら嬉しいです。
挑戦していることや頑張ってきたことを褒められると『頑張ってきてよかった』『やってみて良かった』いう気持ちになりませんか?
過程を褒めるだけで、何事にも頑張れるようになります。
子どもの立場になって、どんなことで褒められたら嬉しいかなと考えることが必要です。
できたことだけを褒めると、出来なかったときが諦めやすくなってしまいます。
できたこととともに、やってきた過程を褒めましょう。
諦めずに最後までやるというのが英語学習では重要だね!
英語に触れられる環境を提供し続ける
子どもは自分から英語を使おうとはしません。
インターナショナルスクールに通っている場合はアウトプットもしてくれていると思いますが、英会話教室やオンライン英会話をしている場合は覚えた英語を使う機会を使ってあげましょう。
もしオンライン英会話を週に数回しているという場合は、別の方法で毎日英語に触れられるようにしましょう。
5分でも毎日英語に触れることが大切だね!
次にしてはいけないことを深堀していきます。
正解を求めない
子どもは間違えることを恐れると、挑戦しなくなります。
それってあってるの?先生に聞いたら?
という言葉掛けはこどもには絶対にしないでください。
子どもは間違えてるかもしれないから先生に怒られてしまうのかも…とも不安になります。
親が不安になったときは、親が自分で解決して下さい。子どもを使わないでください。
正しいかを考えることよりも子どもの気持ちが大切です。
間違えることで学んでいくこともあります。
正しくないと子どもが自分で気づき、自分で改善できるようになることが大事!
助けすぎない
子どもが困っていると、助けたくなりますよね。
でも、助けすぎると子ども自身が自分でやり遂げる力をつけることができなくなってしまいます。
自分からやろうとしなかったり、いつも助けてもらうまで待ってしまったり。
子ども自身が待っていれば誰か助けてくれるだろうと思ってしまうことが多いのです。
特に多いのが、宿題を全問正解で提出する方です。親に助けてもらっているのが想像できます。
全て正解でもってくると、どこを間違えていたのか?理解しているのか?先生が判断するのは難しいです。
ライティングなど書く練習は正しい書き方を教えて直しても良いと思いますが、答えを教えるなどのやりすぎの手助けはしないように気をつけてください。
助けずに見守るようにしよう!
無理に英語を言わせない
子どもにアウトプットさせようと、英語を言わせようとはしないでください。
子どもにだって言いたくないときもあります。
子どもが嫌がることをすると、英語が嫌いになってしまう原因にもなります。
無理に言わせず、どうしたら抵抗なく英語を話せるか?を考えましょう。
子どもの気持ちをよく考えよう!
日本語で英語に関する質問をしない
『今日のスクールどうだった?』『何を学んだの?』
日本語のコミュニケーションの中ではこういった質問は良いのですが、英語を学んでいる場合はこのような質問を子どもにしても基本答えられません。
何をしたのか英語だったらわかるけど…と思ってしまいます。
子どもは英語を英語として覚えているので日本語に訳すことが難しいです。
年齢が上がるにつれてできるようにはなってきますが、日本語力も上がらない限り難易度は高いです。
時々相談されたのが、『何をしたか聞くと、日本語と英語が混ざって答えるんです』ということ。
原因は日本語で聞いているからだけではないですが、日本語で英語について質問すると言葉が混ざりやすくなります。
- 英語について質問あるときは英語で質問をする
- もし言葉選びを慎重にし日本語をかなり噛み砕いて子どもが答えやすいように質問する
よう心掛けていきましょう。
日本語と英語は違う言葉と考えることが大切だね!
結果をすぐに求めない
英語を学び始めたら、すぐに話せるようになりません。
大人も同じですよね。
子どもは様々なことを吸収している最中なので、覚えることは大人に比べ早いです。
ただ、個人差はもちろんあります。
他の子はできているのに…と不安になることがあると思いますが、子どもの性格を考え結果を出すことよりも続けることに注力を注ぎ頑張っていきましょう。
すぐに結果が出なくても、続けていたら結果は出る!
子どもを信じよう!
英語学習をしている子どもとの関わり方 まとめ
すべきこと | してはいけないこと |
---|---|
子どもが興味を持つよう工夫する 気持ちを受け止める 一緒に楽しむ 頑張っていることを褒める 英語に触れられる環境を提供し続ける | 正解を求めない 助けすぎない 無理に英語を言わせない 日本語で聞かない 結果をすぐに求めない |
すべきなのか?しない方が良いのか?迷った時は、子どもの気持ちを考えてみて下さいね。
もし、迷った時はこの記事を読み返したり、近くにいる先生に相談してみて下さい。
私も相談にのりますよ♪
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